こんばんは!
ややこしいタイトルになってしまいました。
Part2の前にポンペイのディープなお話を少し。
さて、ポンペイですがここはもともと港町でした。
いろんな国の人が行き来をしていたそうです。
船旅に疲れた男たちの楽しみはといいますとルパナーレと呼ばれる「娼館」でした。
当時ポンペイには約25カ所のルパナーレがあったそうです。人口1万人に対して多いのか少ないのかはよくわかりませんが・・・
実際に入ってみると・・・
このように個室になっていてベッドがあります。とても狭く感じるのですがどうなんでしょう・・・?笑
壁とかと同じ石のベッドで、当時は上にマットなどを敷いていたようです。
2階建になっていて、1階も2階にも5部屋あり、2階はVIP対応用だったとか。
先ほど申し上げたとおり、港町で言葉が通じない人もいたので、そういう人でもメニューがわかるためにということで、メニューが絵で描かれています。指差しで伝えていたのでしょう。
その絵がこちらです!
もちろんこの2枚だけではないです!
保存状態の良さに驚くばかりでまさか1世紀のものとは思えません・・・!
そして、お値段なのですが、ワイン1杯の2倍〜8倍の値段だったそうです。今の感覚で言うと、ワイン1杯100円くらいで取引されていたとか・・・
いろいろ安すぎる・・・!!!
働いていた女性は奴隷の身分だったので、お金は全てオーナーの元に入ったそうです。
ちなみに、当時のこのお店のオーナーの名前もわかっていて、アフリカーノさんとヴィットーレさんの共同経営で大変繁盛してたとか。
道を歩いていますと、足元にこんなマークが出てくることがあります。
これは、男性器を表していて、この方角へ進むと娼館に行き着くとのことです笑
そーーーーーんなに行きたいんですかね?笑
何回か目にすることがありました。
そして、ポンペイには壁に落書きされたものなんかも残っておりまして・・・
例えば・・・
こちらは何を書いているのかと申しますと、剣闘士試合の様子です。「解放奴隷セウェルスは勝利13回にして死せり。左利き解放奴隷アルバヌスは勝利19回にして死せり。」となっているそうです。剣闘士試合は賭け事の対象となっていて、左利きは珍しかったので貴重な情報だったんですね。
他にも・・・
好きな女性のことを書いたロマンチックなものや、モテないことを嘆くもの、娼館でのことをかくもの、酒屋が店主に水をお酒と偽って売ってることを訴えるものや、選挙で誰に入れようか、そしてそれらの落書きに答えるものなど、134もの落書きが確認されているようです笑
めちゃくちゃおもしろくて、いつの時代も変わらないのかなって思ったり笑
落書きでうっぷんを晴らせていたということは、それだけ識字率が高かったということですよね!
これらのことが1世紀に起こってことなんです!そう思うと、なんか不思議な感じがしません?
ポンペイすごい・・・!
次は前回の続きを書きたいと思います!
きれいなポンペイの写真を見て深呼吸をどうぞ!!笑
ディープなお話に付き合ってくださってありがとうございます!!!( ´ ▽ ` )ノ
おしまい!!