こんばんは!
引き続き、バチカン市国です!
まず、見えてくるのがお庭です!
奥に棒が立ってるのがわかりますでしょうか?
こちらはバチカンのラジオ放送局のものだそうです!
そして、3つずつ掲示板のようなものが並んでいますよね?
これは、システィーナ礼拝堂内の絵が描いてあります。
礼拝堂内では私語厳禁なので、ツアーの方とかはここで説明を受けます。
なので、たくさんのグループを受け入れるためにいくつも並んでいるようです。
後ろを振り返ると・・・
ヴァチカン美術館の外観です。歴代のローマ教皇が刻まれています。
ところで、ローマ教皇ってどういう立ち位置なのかご存知ですか?
ローマ教皇は現在266代目となっていますが、初代はペテロ。キリストの12使徒のうちの1人です。
ペテロはキリストの死後、布教活動の中心となりましたが、迫害を受けてバチカンで処刑されました。その後、キリストの教えを伝えるペテロの後継者、代理人という立場でローマ教皇は引き継がれていきましたが、5世紀以降はキリストの代理人という表現もされるようになっていったそうです。
そして、視線を変えると・・・
こちらが、サン・ピエトロ大聖堂です。
ピエトロというのは先ほど出てきた初代ローマ教皇のペテロのイタリア語読みです。
ドームの壁には「あなたペテロ、この丘の上に私の教会を建てる。私はあなたに天国の鍵を授けよう」というキリストの言葉が刻まれています。
面白いことに宗教画や彫刻で鍵を持っている人はこのペテロなんです!!それを知りながら作品をみていくとおもしろいですよ!
この大聖堂は後から入るので後ほど紹介しますね!
そして歩いていくと・・・
こんなところを通って・・・
そうすると、ここに出てきます!
こちらがあるのはピーニャの中庭と呼ばれる場所です。ピーニャとは松ぼっくりのことで、1枚目の像は1世紀に作られた松ぼっくりのブロンズです。
古代ローマ時代には噴水として使われていたそうです!
両サイドにいる孔雀は2世紀に作られたもの。そして、その台座は3世紀のもの。
このように、この広場にはいろんなところからいろんな時代のものが集められていますが、不思議と違和感はなく調和のとれた空間だったように思いました。
ちなみに、松ぼっくりの両サイドの階段はミケランジェロの設計だそうです!
そしていよいよ美術館の中へ!
続きは次回!
おしまい!