こんばんは!
今回はバチカン美術館から紹介したいと思います!
厳密に言うと、バチカン美術館とはエジプト美術館やピオ・クレメンティーノ美術館などいつかの美術館で構成されています。
こちらはシモネッティが設計した八角形の中庭。
奥まった部分に美術品が設置されていますが、これも計算された上で設計されています。
一つ一つはこうなってまして・・
ちなみに、こちらはアポロン像。紀元前4世紀に作られたものを2世紀にコピーしたのではと言われています。アポロンはスポーツに秀でていて、古代ギリシャのオリンピックで最初の金メダリストだったとか。
お次はこちら!
こちらは、ラオコーン像。この作品はあのトロイにまつわるものです!!!
どう関係があるのかと申しますと、トロイを攻めあぐねたギリシア軍がトロイの城壁の前に大きな木馬を置いて退散しました。喜んだトロイの人々はその木馬を戦利品として城内に持ち込もうとします。
しかし、その木馬がギリシア軍の策略と見破ったラオコーンは城内に運び込むことを阻止しようとします。それがギリシアの戦争の神であるアテナ女神を怒らせることになり、彼女は蛇を使ってラオコーンと2人の子供を絞め殺してしまいます。
そんなことを知る由もないトロイ軍は城内に木馬を持ち込みます。やがて夜になり、木馬の中からギリシア軍が出てきてトロイは負けたそうです。
製作された年・作者はわかっていませんが、ミケランジェロや芸術家に影響を与えた作品とのことです。
そばには、こんな空間もありました!
とにかく、この庭には彫刻がたくさん!
全てをじっくり鑑賞する時間はなかったです。。。残念。。。
館内へ戻ると、まずはミューサの間です!
天井が非常に美しい!
ミューサ(MUSA)とはギリシャ神話における文芸を司る女神たちのことです。MUSIC(音楽)やMUSIUM(博物館)の語源にもなっているそうですよ!
天井画にもミューサが描かれています。
そしてお次は円形の間へ!
名前の通り、円形のこの部屋は部屋を囲むように彫刻が並べられています。真ん中にありますのは直径13メートルもあるき長な赤大理石の1枚岩でできた杯があります。
そして、床はギリシア時代のモザイク画で飾られています。
天井も非常に美しくて・・・
ミケランジェロ・シモネッティが作ったものだそうですよ。美しいドーム型でした!
途中に、ローマを見下ろせる窓が。
ローマ法王はこうやってローマを見渡せる場所にいらっしゃるんですね!
バチカン美術館まだまだ続きます!
おしまい!!