こんにちは!
いきなりですが、わたしは待つのが絶望的に苦手です。。
特に行楽シーズンはどこへ行っても待つ事が多いですよね。。
もっとも、得意な人なんていないとは思いますが。。。
さらに、どんだけ待てばいいのかわからないと、イライラしてしまいます。。笑
でも、せめてあと何分待てばいいのかわかるとがんばれません?笑
どんだけ待てばいいのかわからないときが1番しんどいですよね・・・!
その待ち時間を簡単に割り出せるのが「リトルの法則」。
1961年にジョン・リトル教授が発表した法則です。
どのように出せばいいのかと言いますと、「(待ち時間)=(行列に並んでいる人数)➗(自分の後ろに1分間に並んだ人数)」の計算式で割り出せるそうです!
*割り込みとかが入れば適応されない
難しくなく、パッとざっくりでも計算できるので便利ですよね!
この計算で、長い長い行列もがんばれそうじゃないですか・・・!?
ちなみに、この法則は他にも社会で利用されているようで・・・
例えば、以前、アメリカのある道路の料金所では、開設するゲートの数を決める際、各ゲート前の車の行列が20台以内に留まるようにしていたそうです。
つまり、行列が20台を超えそうになると、閉じていたゲートを開けるというわけです。この料金所で、毎秒1台の車が新たに行列に加わるとすると、車の待ち時間は、最大でも20秒となります。
このように待ち時間をコントロールすることで、ドライバーのイライラ感を抑えて、事故の発生を防いでいたそうです。
この法則を応用して、店舗の販売効率を測定することも行われています。
例えば、A店と、B店の、2つのカフェを考えてみますと・・・
A店は、12人の客が並んでいて、1人の待ち時間は3分です。B店は、10人の客が並んでいて、1人の待ち時間は2分です。
このとき、A店では毎分4人が新たに行列に加わり、B店では毎分5人が行列に加わっていることになります。
行列の長さだけを見るとA店の方が、はやっているように見えますが、販売効率を通じて客の人気ぶりを比べると、B店の方が人気が高いことになりますよね。
このようにリトルの法則を用いることで、行列を分析することができます。
何かの行列に並んでイライラするときや、頑張って並ぶのか諦めるのか悩む際にはこの法則を思い出して、あとどれぐらいの時間を待てば自分の順番になるのかぜひ考えてみてください!
おしまい!