こんばんは!
ミラノの次はベローナです!
もしかしたら、あまり聞いたことないっていう方が多いかもしれませんが・・・
歴史をたどりながらベローナを見ていきましょう・・・!
ヴェローナの歴史はとても古く、、先史時代にはすでに集落があり、紀元前3世紀には共和政ローマと同盟関係にあったこともわかっています。
基軸通りを中心に碁盤の目状に街が広がっているのはこのころから変わらず、今でも目にすることができます。
歩いているだけも・・・
人が歩いているところが今の道で、この石の道はローマ時代の道だそうです。今よりも少し低かったんですね・・・!
他にも、円形闘技場が残っています。
名前はアレーナ・ディ・ヴェローナ。アレーナはラテン語の'Arena'砂という意味の言葉からきているそうです。闘技場では人間対人間、人間対猛獣などの戦いが行われていました。その際、血が床につかないように、地面には砂がまかれていたそうです。
この闘技場の観客席は大理石でできています。ヴェローナはピンクの大理石がとれる場としても有名で、そのおかげで今でも裕福な街だそうです。
今では、この闘技場はオペラ劇場としても利用されています。音響が非常にいいそうです。シーズンになると世界各国から観客が押し寄せ、ホテルはいっぱいになるのでヨーロッパからのお客さんは夜行バスで来て、夜行バスで帰るとか。
この闘技場に行くには、ブランド品やお土産やさんの並んでいる通りを通過します。お土産などをみて浮き足立ってた自分が少し恥ずかしくなりました。今では考えられませんが、奴隷として連れてこられ、剣戦士として訓練を受け、観衆にみられながら文字通り死ぬか生きるかの戦いをさせられる。何人もの人がここでどんな思いで戦ったのかなとか思うと、胸がきゅっと締め付けられるようでした。。。
そしてときは流れ、中世ルネッサンスへ。
この頃のヴェローナの支配はデッラ・スカラ家、ヴィスコンティ家、カッラーラ家などと変わっていき、支配層には熾烈な争いがありました。
その様子から生まれたのがシェイクスピアの三大悲劇、ロミオとジュリエットなのです。親が敵対するなかで恋に落ちてしまった二人。駆け落ちを決意し決行しますが、誤ってジュリエットにロミオが死んだと伝わってしまい絶望した彼女は自害してしまいます。そしてそれを知ったロミオは彼女のあとを追って命を絶ってしまうのです・・・
ロミオの家もジュリエットの家も残っていますが、ロミオの家には入れません。有名なセリフが刻まれているそうです。
今回はジュリエットの家にいってみました!(こう言うと友達の家みたいですが・・・・笑)
途中の壁には・・・
世界中の夫婦やカップルが残した落書きでいっぱいです・・・!
どこの国の人でも恋愛に対する思いはいっしょなんですね!
そして、こちらがお家!
愛を確かめ合ったとされるバルコニーもありました!(観光客の要望での後付けらしいですが・・・)
シェイクスピアですね!!!笑
そしてそのお隣には、ジュリエットの銅像が。
彼女の右胸を触ると幸せな結婚ができるとされていて、わたしもバッチリ触らせていただきました笑
こちらに恋愛相談のお手紙を送ると、ジュリエットクラブのジュリエットの秘書と呼ばれる方々が変身してくださるそうです!日本語も点字も対応してくださるそうですよ!
世界中から毎年40000通も来るそうです!
ヴェローナではCINZIA ROCCAというブランドでコートを購入しました!
このお店はまだアジアにはなく、イタリアとドイツ、アメリカにしかありません。
セールで半額で購入できました!!!うれしいいい!
もっと似合うように、ダイエットに励みます><
ヴェローナの街の外観は、
こーんなところ。歴史のぎゅっとつまったかわいらしく、美しい街でした!
ヴェローナ。なかなか立ち寄りにくいかもしれませんが、オススメ度は星6つです!
おしまい!