こんにちは!
前回のアルベロベッロいかがでしたでしょうか?
アルベロベッロを離れて、次はポンペイです。
ポンペイは聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
日本でもポンペイ展は大人気ですよね!
ポンペイの歴史はと申しますと、79年にヴェスヴィオ山が噴火し、一昼夜に渡って火山灰が降り注ぎ、そして翌日に発生した火砕流によって街は完全に埋もれてしまいました。
なので1世紀の生活の様子を垣間見ることができるのです。
遺跡は南北600m、東西800mほどで、思っていたよりもスケールがおっきいです。
街がまるまる埋もれたんですもんね・・・
外観は・・・
道に沿って入り口の方へ!
想像よりもスケールが大きく、1世紀の生活ってどんなものだろうとか、どれだけ残っているのだろうかとワクワクしつつ・・・
まず、見えてきたのはこちら!
こちらは大体育場だった場所で、円盤投げやレスリングなどをして体を鍛えていたそうです。プールがあったことも確認されており、みなさん運動に励んでいたようです。
そして、ここを抜けると次はこちら!
当時の人口は1万人だったそうですが、2万人を収容できる大きさです。
小劇場とつながっているのですが、こちらの大劇場では格闘系のイベントが、そして小劇場では喜劇やコンサートなど芸術系のイベントが行われていたそうです。
こちらの大劇場も音響は素晴らしく、夏には現在野外コンサートなどが行われているそうです。
そしてこちら抜けていきますと・・・
まだ、このように修復されているところもたくさんありますが・・・
このように、路地がそのまま残っています。一軒一軒みることができまして、興味深い面白いものを紹介していきたいと思います!
まずは、当時のパン屋さん!
現在と似たような窯が見てわかりますよね!
他にも・・・
粉ひき臼です!
パン屋は34軒街にあったことが確認されており、こちらのお店には品物を売るカウンターのようなものがないので、大口の顧客に売っていたか、奴隷を使って徒歩販売を行っていたのだろうと考えられます。
パンを焼いたり臼を使ってひいていたのも奴隷だったようです。
続いては酒場!
こちらはカウンターになってまして、丸く穴があいてますよね?
ここにワイン壺がいれられていたようです。そこからカップへ入れて提供されていたそうな。当時のワインの主流は温かいホットワイン。 カウンターの下で火を焚いて温めて提供していたんですね!
次は映画「テルマエ・ロマエ」でも話題になった浴場を紹介したいと思います!
長くなったので、また次の記事でお会いしましょう!
あ、浴場へ移動する道中・・・
真ん中の深い凹みがありますよね?
これは、当時、馬車通っていたことでできた轍(わだち)だそうです。
少し歩いているだけでも1世紀という遥か昔の街を感じられます。
おしまい!!