WHISPER

好奇心旺盛で多趣味な女子大生の囁き。

名言シリーズVol.5

 「とどめを刺すやり方を覚えるのではなく、相手をもてあそぶやり方を覚えなさい」

上野千鶴子(1948-)

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東京大学名誉教授の社会学者の方です。本を読んでいてとてもインパクトの強かった言葉なので記します。

 

論客として有名な上野さんは議論の仕方として「相手にとどめを刺すべきでない」と教えてらっしゃいます。

 

とどめを刺すと完全に関係を断ち切ることとなり、自分も嫌われてしまいます。

 

すると、「その世界であなたが嫌われ者になる。それは得策じゃない。とどめを刺すやり方を覚えるのではなく、あいてをもてあそぶやり方をおぼえなさい。」

 

相手をもてあそぶには、自分が一枚上手、ひとつ上のステージに立つということですよね。

 

「議論の勝敗は本人が決めるのではない、聴衆が決めます。相手をもてあそんでおけば、勝ちはおのずときまるもの。それ以上する必要も、必然もない」

 

議論で勝つとはこういうことなんですね。

 

 

とどめを刺すやり方を覚えるのではなく、相手をもてあそぶやり方を覚えなさい

 

おしまい!