こんにちは!
ポンペイは書きたいことが多すぎて3つにわけて記事にしましたが、いかがでしたでしょうか?
ポンペイを後にして、ローマへ向かいました。
ローマ観光の前にバチカン市国へ行ってきました!
バチカン市国って結局のところなんなのかと申しますと、イタリアに囲まれた世界最小の独立国でキリスト教の総本山です。面積は東京ディズニーランドよりも小さく、住人は800人ほど。住人のほとんどは修道僧だそうです。バチカン市国で働く方は3000人ほどいらっしゃいますが、イタリアから通ってる方が多いそうですよ。
統治しているのは大統領や王室ではなくローマ教です。
イタリアと行き来する際はパスポートは必要せず、公式の書類などは公用語のラテン語が使用されますが、通常の業務ではイタリア語が使われ、教皇やバチカンを守るためにスイスの衛兵さんがいらっしゃるのでドイツ語が使われることも多いとか。
さて、いよいよ入国なのですが、とにかく、長蛇の列です!!!!
入ってしまえばなんてことないのですが、入るまでがなかなか長いです。ツアーや団体だと、一般よりも早くに入ることができますよ!
入り口は・・・
こうなっています。
バチカンは写真でも少し雰囲気は伝わるかと思いますが、城壁で囲まれております。
この城壁の起源は9世紀で16世紀に補強されたものが今に至ります。
中に入りますと、空港のようなセキュリティチェックがありまして、そこを通過するとこのようなディスプレイが!
これはコンクラーベの様子ですかね。
コンクラーベとは教皇が亡くなり、新しい教皇を選ぶことで、新しい教皇が決まるまで枢機卿たちはシスティーナ礼拝堂・宿泊施設・庭しか移動することができません。全体の3分の2の票を獲得する者が現れるまで繰り返されます。今は、少し改正されて、初めの10日間で決まらなければ枢機卿の5割以上の賛成を得たうえで過半数で選出されることもできるそうです。
最長は1年半だとか。。。
コンクラーベの間は、外部との接触は禁止で、妨害電波を飛ばすそうです。他にも、誰が投票したのかわからないようにあえて筆跡を変えなきゃいけないのだそうです・・・
他には・・・
左が現在の266代目のローマ教皇のフランチェスコ1世。アルゼンチン出身の方です。そして右にいらっしゃるのが265代目のベネディクト16世。
この場面の何がすごいのかと申しますと、教皇というのは亡くなるまで勤めるものとされていて自ら辞任するのは史上2人目。その教皇に敬意を表しているとおいうことで歴史的な瞬間なのだそうです。
他にも・・・
こんな展示が!
そうです、サッカーです。今の教皇はアルゼンチン出身なのもあって大のサッカー好きだそう。そこで、法皇の発案で宗教・人種を超えた平和の実現を願って親善試合を行いました。それはそれは豪華なメンバーでマラドーナ・エトー・デルピエロなど・・・(メッシは負傷のため参加できず・・・)
キリスト教・ユダヤ教・仏教などさまざまな信仰の選手が集まったそうです!
バチカン市国、まだまだ書くことがあります・・・!!!笑
続きもぜひよろしくお願いします!
おしまい!!