こんばんは!
前回はシスティーナ礼拝堂のお話で美術とか宗教のお話が多かったですがいかがでしたでしょうか。バチカンは宗教都市なのでいろいろと背景の話も多く、はやくもPart6です笑
バチカンに関しては、背景を知らずに行くと、「きれいだなあ!なんかわからんけどすごいなあ!!!!」とかで終わってしまいます。笑
なので、初めてこのブログにきてくださった方はバチカンの記事だけでもいいので読んでから続きをよむことをおすすめします><
いろんな文化の背景を知った上で絵画や彫刻・建築を見るとおもしろいですよね!
旅行の醍醐味の1つです( ^ω^ )
さて、システィーナ礼拝堂をあとにして、つぎはサン・ピエトロ大聖堂です。
こういう道を通って・・・
右手にはグレゴリウスの大きな像が。
下に見えている人々と比べてもらうと、その大きさがわかってもらえると思います!
そしてずんずん進むと、大聖堂の入り口です。
ここは、聖ペテロ(サン・ピエトロ)の墓の上に4世紀に建てられたカトリックの総本山で16世紀に再建されました。設計にはラファエロやミケランジェロが参加しています。
今回わたしが行った期間は「特別聖年」とされている期間でした。これは何かと申しますと、通常25年に1度しか開かれない「聖年の扉」が特別に開かれるというもので、これは異例中の異例だとか。世界中から巡礼の人が訪れるようです。
次回は2025年!
その頃には30すぎなのか・・・( ;´Д`)
ローマにある4つの大聖堂に聖年の扉があり、それらを全てくぐると罪の償いが許されるとされています。
大聖堂には左から「死の扉」「善と悪の扉」「中央扉」「秘蹟(ひせき)の扉」「聖年の扉」があります。写真には3つだけ写っていますね!
中に入ると・・・
思っていたよりも何倍も広いです!!!
大聖堂内にはたくさんの像や祭壇があるので、ハイライトだけを・・・!
まず、こちらがピエタ像。
ヨーロッパは日本と違ってどの国でも美術館や博物館でガラスケースに入れられてるものは少ないです。どれほど貴重な作品なのかがそれだけでもわかります。ケースに入れられてるのは大英博物館のロゼッタストーン、ルーブル美術館のモナリザなど・・・
この作品は十字架から降ろされたイエスの亡骸を胸に抱いて悲しみの表情を浮かべるマリアの姿です。大理石で作られており、マリアの胸元にはミケランジェロのサインが刻まれており、彼のサインが残っている唯一の作品だそうです。これは彼がわずか24歳のときの作品だとか!表情がとても繊細でした。
少し移動して・・・
こちらがみえてきます!
こちらはベルニーニ作の大天蓋(パルダッキーノ)です。
この巨大なブロンズの天蓋の下には聖ペテロの墓があります。
このねじれた柱の装飾は初めて見ました・・・
こんなデザインのものは見たことがない!!
この空間は大聖堂の中でも少し違う雰囲気でした。
そして、外に出るとサン・ピエトロ広場です!
次回、サン・ピエトロ広場を紹介してバチカン編の最後とさせていただきます!!
外では・・・
スイスの傭兵さんが守ってらっしゃいました!
みなさんこの衣装なんですね!!
この衣装のオリジナルはミケランジェロなのだとか!その後1914年に改良されてこうなってるそうですよ!
おしまい!